Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

竹内 葵

ベルギー

多文化社会で学ぶ音楽の多様性と異文化交流

竹内 葵さん

教育学部 学校教育教員養成課 音楽教育コース
留学期間:2025年9月~2026年6月
留学先:カトリック大学ルーヴェン

留学先大学について
ルーヴェンの市内にキャンパスが散らばっているので、市全体が学生街のようになっています。
私のいたfaculty of Artsは、図書館広場の近くにあります。市の真ん中あたりなので、どこからでも行きやすいと思います。
大学には、Japanologyという日本(中国や韓国も)について学ぶ学科があり、日本人に興味を持ってくれる学生がたくさんいます。Japanologyの学生が企画しているイベントも月に1回以上あり、多くの日本学科の学生が参加しています。そのため、とても友達を作りやすい環境だと思います。
大学の図書館がとても有名で、日本の天皇とベルギーの国王が一緒に訪問したくらい歴史があり、日本とベルギーの関係を象徴している場所でもあります。図書館には、日本の漫画や本などもたくさん所蔵されています。
大学の学食は広く、毎日日替わりのメニューとサンドイッチ系、スイーツ、スープなど様々なメニューが用意されています。お値段は安いとかはあまりないと思います。
Pangaeaという交流スペースもあり、他の学生と交流できる場があります。
許可を得れば、授業がない教室を借り、イベントで使用することもできるので、カラオケパーティーをしたときもありました。学内での飲酒、喫煙は禁止されています。

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学習面について
留学生がたくさんいることもあり、多くの授業が英語で開講されています。
授業は基本的にどれも難しいという印象でした。予習、復習とテスト前の勉強は必須です。
日本の大学の授業に比べると、ディスカッションや発表などはほとんどなく、講義形式の授業がほとんどでした。そのため、覚えなければならない内容がとても多く、専門性の高い授業が多かったです。
私が一番楽しかった授業は、音楽に関わる授業です。音楽と社会の関係性や、音楽がグローバリゼーションに及ぼした影響などを学びました。普段私が演奏しているクラシック音楽とは全く違った方向から音楽を学べたのがとても勉強になりました。
成績評価は、テストだけのものもあれば、レポートなどの課題で評価するもの、テストと課題の両方で評価するものもあり、授業によって様々です。
また、テストの形式も日本とは違い、手書きで行われるものが多いです。手書きのものも、記述式での回答が求められるので、単語を理解しているだけでなく、物事の背景や意味をしっかり理解している必要があります。また、口頭試験を行う授業もあるので、筆記試験よりも理解が求められたり、深く説明できるようにしておかなければならない授業もあります。
5割取れれば合格になりますが、その5割を取ることが難しいので、特にテスト前1か月くらいは勉強に専念していました。

生活について
私は大学から少し離れた、市の端の方にある学生寮に住んでいたので、基本的にバスで移動していました。自転車を借りている人も多くいましたが、よく盗難にあったという話も聞くので、しっかり管理する必要があるそうです。スーパーが寮の下にあったので、基本的に買い物はそこで済ませていました。そのスーパーにないものが欲しいときは、市の中心にあるAHというスーパーで買い物をしていました。基本的に日曜日はお店がお休みなので、日曜日に必要なものは土曜日に買っておく必要があります。
カフェがたくさんあるので、勉強の気分転換や、友だちとご飯に行くときにはとても便利でした。ヨーロッパのほとんどがそうなのですが、公衆トイレはなく、駅のトイレも有料です。食事の際に入ったお店のトイレを使っていました。基本的に治安がいい街ですが、夜は一人で出歩くと少し怖いです。

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留学で得たこと
留学で得たことは、新しいことに挑戦する力、コミュニケーション力と、継続力だと思います。
海外に長い期間住んだのは今回が初めてで、私にとってとても大きな挑戦だったと思います。そのほかにも、たくさんの国に旅行し、文化を体験することも留学に行ったからこそできたと思います。また、私自身は留学生の中で英語が話せる方ではなかったと思います。ですが、相手のことを思いやる姿勢や、自分から積極的に話しかけて遊びに誘ったことで、大切な友達に出会えたと思っています。さらに、約1か月間のテスト期間で勉強を毎日続けたことで、継続力もついたと思います。内容が良くわからないなりに日本語で学んでいることに関連する動画を見てから英語に落とし込んだり、様々な方法を試しながら勉強を続けられたことは、今後の社会生活にも活きるのではないかと思います。

後輩へのアドバイス
留学生向けのイベントがあったら、積極的に参加するのがおすすめです。文化の違いを体験しながら新しい友達ができるきっかけになると思います。
せっかくヨーロッパに来たなら、たくさん旅行してください。EU内はビザなどが必要なく、簡単に他の国に行くことができます。電車でも周りの国に行くことができます。いろいろな国に行き、文化や食、遺産に触れることは、とても貴重な経験になると思います。
体調が悪いときには無理をしないでください。体調が悪くなったら周りの友だちや家族、大学の留学担当の方に相談すると少し気持ちが楽になると思います。特に、風邪をひいたときや熱が出たときに無理をすると、とても長引きます。無理をせず、ゆっくり休むことが大切です。
留学前や初めは不安なことがたくさんあると思います。ですが、留学から帰ってきたときに「行って良かった」と思うはずです。大きく成長できる機会になると思うので、ぜひ楽しんできてください!

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